平成25年6月研修『消化器系疾患について』
研修担当の高橋です。
今月は天藤製薬株式会社とビオフェルミン製薬株式会社のMR担当者様より、痔疾患と整腸剤・便秘についてご講演いただきました。
疾患としては広く知られていますが、前回の婦人科系の疾患同様に痔疾患に関してはデリケートなところであり、薬剤師は細かな心配りが求められます。坐薬についても剤形はもちろん薬剤の配合されている成分によって使い分けがなされていることも学びました。
整腸剤についても、成分中の菌の増殖部位による使い分けや、増殖するスピードによって急性期、慢性期の疾患に対しての向き不向きがあり、深く掘り下げると非常に奥深い薬剤であることがわかります。
当社の社長である佐藤も毎回のように言っていることですが、得た知識はすべて患者さまのために活用される情報であり、明日からの業務に活かされて初めて価値のあるものとなります。
いつもの薬、ありふれた薬と済ませずに、今回の内容を思い返しながら患者さまと向き合っていこうと思います。