平成24年8月研修『フロントカウンセリングについて』
研修担当の高橋です。
今月は水戸薬局本店のスタッフに依頼し、本店で実施しているフロントカウンセリングについて解説していただきました。
大部分の薬局では、処方箋受付→処方鑑査、入力→調剤→調剤鑑査→服薬指導という流れが多いと思いますが、本店では先に薬剤師が調剤や入力に必要な情報を聞き取ることで、手順の最後となる服薬指導時に疑義照会になるケースが少なくなるようにしています。
本店は駅前という立地上様々な医療機関の処方箋を応需することが多く、また一度帰宅されて後で来局される方も多いため、その後疑義照会になると病院と連絡がつかないケースやクレームにつながることも少なくなかったという背景もありますが、受付の時点で処方内容に間違いがないことを確定させることでその後の流れに混乱が生じないように取り組んでいます。
店舗ごとにバックグラウンドが違うので現在フロントカウンセリングを行っているのは本店だけですが、必要になった時にいつでも他店舗でも取り入れることのできるように、水戸薬局の研修では各店に特色や独自の取り組みの発表を依頼することがあります。