第11回日本緩和医療薬学会年会へ参加
第11回日本緩和医療薬学会年会
会場:札幌今ペンションセンター
会期:平成29年6月2日(金)~4日(日)
恒例の大会に薬剤師6名、調剤事務員3名で参加をしてきました。
今年度は多くの在宅医療に携わっている社員によるポスター発表も行われました。
「当薬局におけるPCAポンプを用いたオピオイド注射薬調剤の現状」
在宅における有用な疼痛治療のひとつとしてオピオイド注射薬の患者自己調節鎮痛法(patient controlled analgesia 以下PCA)があります。当薬局では、速やかかつ円滑なPCA導入が行われるよう、多職種連携による医療提供に努めております。そこで、当薬局のPCA実施状況について調査を行い会場にてポスター発表いたしました。
終末期を自宅で過ごしたいと希望する患者様やご家族にとって、苦痛症状を緩和できるPCAは有用な方法です。PCAの迅速かつ円滑な実施には、調剤薬局と医療機関、訪問看護師間の情報交換および連携体制がとても重要であると改めて感じました。