第49回日本薬剤師会学術大会への参加
第49回 日本薬剤師会学術大会
プロフェッショナルを追究する~Best and beyond~
会場:名古屋国際会議場
/名古屋学院大学 名古屋キャンパス白鳥学舎
会期:2016年10月9日(日)~10日(月・祝)
学術大会に参加し、本年も当薬局の薬剤師が演者として登壇いたしました。
「白内障治療における点眼薬と手術の実態調査」
白内障は水晶体が変化したものが二重に見えたり、霞む、まぶしく感じる等の症状がみられる。
日常生活では白内障の進行抑制や術後のケアは重要であると考え、アドヒアランス向上につなげることを目的として性別、年齢、白内障手術の有無、点眼薬の使用期間をもとに実態調査を行いました。
その結果、白内障の症状は個人差が大きく、4割の人が白内障診断後、短期間で手術に移行していました。これは、目の異常を感じて受診した時点で、白内障が進行していたものと考えられました。
現在、術後に高い頻度でドライアイを発症する場合があるといわれています。白内障の進行抑制や術後ケアは何れも点眼薬によるところが多大であることから、調査によって得られた事実をふまえて患者様の病態歴を把握し今後も的確な指導を行いたいと考えております。